今日聴いたもの

Toy's Town Gang / Escalators
98年。レア・グルーヴ〜アシッド・ジャズの和風アプローチが結果的に70年代後半のクロスオーヴァー系ニューミュージックのリバイバルになった感じの音。キョンキョンがクラブ系人脈をバックに歌っているときのようなヴォーカルのぎこちなさ、居心地悪さがちょっと新鮮。ディスコ歌謡の"Hello Mr.Dj"がスバラシイ。
Spectrum / Ice
01年。これも和製アシッド・ジャズ系。上のエスカレーターズ同様、昔レンタル落ちCDをよく買ったなあ。こちらはワイルドなギターをフィーチャーしたロック色の強いアルバムで、ちょっとマザー・アースとか思い出す。初期イエスみたいなハードロック/プログレ・グルーヴ"Slider"、切ないメロディと爽快なコーラスにグッとくるフリーソウル歌謡"Echoes"、ソウル・ボサノバっぽい"Groove On!"など。
Totally Wired 3
こちらは本家本元Acid Jazzの89年のレーベル・コンピ。"Dream Come True / Brand New Heavies"なんか上記2枚のアルバムに紛れ込んでても全然違和感が無いような。16ビートと4ビートを行ったり来たりする"Manteka / The Jazz Renegades"や疾走モッド・ジャズ"Wormin / The Clique"は今聞いてもカッコイイ。Real Thingのメロウな社会派ソウル"Children Of The Ghetto"も久しぶりに聞いたけどやっぱりイイ曲。