今日聴いたもの

渡邊祐の発掘王 FUJIYAMA-FUNKY編
キング音源の歌謡曲コンピ。和製ディスコの"ポパイ・ザ・セーラーマン"や"燃えるブンブン"といった有名曲から、この前アルバムを聞いたサラ・アンド・メロディーや"FUNKY ダッコNo.1"といったレア曲まで、タイトル通りファンキーなリズムの楽曲で構成。
"FUNKY ダッコNo.1 / ハルヲフォン"(カタコトっぽい歌が面白い。センスの良いディスコ・ナンバー)
"雨ニモマケズ / サラ・アンド・メロディ"(宮沢賢治の詩をヴァイブ入りの洒脱なラテン・ジャズに)
"下っ端 / 金玉"(バカバカしくて格好良いフォーキー・ファンキー・ロック)
"お医者さんブギ / 香山リカ"(バブルガムなブラス・ロック歌謡。歌詞がちょっとヤバめ)
渡邊祐の発掘王 FUJIYAMA-POPS編
リズム&ブルース歌謡から演歌、お座敷歌唄風にコミック・ソングまで、こちらはバラエティに富んだ楽曲をランダムに詰め込んだ選曲。前半は有名な曲が多いけど奇怪なR&B歌謡"あバいビしビてベ"を筆頭に、聴いたことのない楽曲が並ぶ後半は秘宝館のような趣。
"薔薇とピストル / ギャル"(印象の薄かった曲だけど今日聞いたらグッときた)
"あバいビしビてベ / エトセトラ、ザ・スペイスメン"
"−ショージ君人生哀歌ーソレなんだよナ〜 / 橋本哲也"(凝った展開のコミック・ソング。世相を反映しまくった歌詞が面白い)
ファーストアルバム / 小林万里子
81年のアルバムにシングル曲を追加した再発盤。昔聞いた"れ・い・ぷ フィーリング"という異様なディスコ歌謡が印象に残っていたんだけど、アルバムを聴くと関西ブルースにフェミ感覚が加わったような感じ。なのかな。とにかく、とことんヘヴィーでブルージーな歌詞が強烈で、アコギをバックに歌うアルバム後半のライブ録音は凄まじい。伴奏のギタリストが怒り出してしまう、痛烈なトーキング・ブルース"いやな男のブルース"が最高。