今日聴いたもの

Gorilla / James Taylor
75年。ちょっとAOR的な、洗練されたフォーキー・ロックが詰まった良質SSW盤。この人の音楽を聴くのは久し振りだけど、独特な鎮静効果のあるこの歌声に触れるとやはりホッとする。
"Gorilla"(ウクレレ入り。ジャジー・フォーク)
"I Was A Fool To Care"(しなやかにグルーヴするアコースティック・ロック。メロディが絶品)
"Lighthouse"(クロスビー&ナッシュがコーラス参加。S&Gっぽい?)
"Love Songs"(オーポエのメロディに泣きそうになるラテン・フォーク・ロック)
The First Songs / Laura Nyro
"Wedding Bell Blues"、"Stoney End"、"And When I Die"など黒人音楽を吸収した都会的なナンバーが満載の、才能が光り輝いてる感じの67年1st。カヴァーで有名な楽曲以外も驚くほどイイ曲ばかり。後のアルバム群に比べるとシンプルな曲作りで、「ニューヨーク」や「イーライ」とかのちょっと大仰な構成が少し苦手な自分にはこれくらいがしっくりくる。もっと早くこれを聴いておけば良かった。