今日聴いたもの

Jammin / Peshay
新作。ラテンやジャズを取り入れつつも退屈なフュージョン風に成り下がらない、センスの良いクロスオーヴァードラムンベース。最近レコード屋の試聴機に入ってるドラムン盤のような激音圧や高速ビートはないけど、この独特な軽みのあるスピード感には惹かれる。
"Jammin V.I.P."(灼熱ラテン・ドラムン
"New Orleans"(時々4ビートになるドラムン・ファンク。ギターがカッコイイ)
"Rock The House"(ディスコ・タッチ)
Radio / Naked City
93年。「ポップ・ミュージックの世界を探求するネイキッド・シティ・ヒット・パレード」という帯の惹句に惹かれて買ったんだけど、確かにイージー系ギター・インストからロカビリー、フュージョン風まで、かなりバラエティに富んだ内容。でも、やっぱりこのユニットのトレードマークである濃縮ハードコア路線を超えるものはないかなあ。ディスク・ユニオン/AVANT盤。
"Terkmani Teepee"(サーフ・インスト風に始まりレゲエ、ジャズ、ハードロックと複雑に展開)
"Krazy Kat"(ネイキッド・シティらしい濃縮音楽)
"I Die Screaming"(フリー・ジャズからハワイアンまで)
"Skatekey"(ハードコア・ジャズ・パンク)
"American Psycho"(濃縮路線。これは極端なコントラストが笑える)
Tasty Jam / Fatback
81年。この前聞いた「Gigolo」に近い、80年代と70年代が入り混じった音。スロー系は一切なしのディスコ・ファンク・オンリーな1枚。シンセ・ファンクに分厚いホーンが絡む"Keep Yuor Fingers Out The Jam"や軽いギター・カッティングとファズ・ギター入りのスライ風ファンク"High Steppin"あたりがイイ感じ。