今日聴いたもの

The School Of Secret Music / The Dancing Cigarettes
キャプテン・トリップ盤。80〜83年のスタジオ録音とラジオ用スタジオ・ライブ音源で構成されたコンピ。シンセ入りの性急ペナペナ・ニューウェイヴにノー・ウェイヴ的なアヴァン・センスがブレンドされた独特な音。コントーションズっぽいフリーキーなギターとサックスが特徴的だけど、いかにもニューウェイヴなヘナヘナ・ヴォーカルも味わい深い。
"Heat Pump"(フリーなピアノ入りニュー・ウェイヴ・ファンク)
"Burnt Toast"(ニッティング・ファクトリー系変拍子ジャズ・ロック)
"Feel This Pain"(ギターが格好良いフリー・ファンク)
""D" In Anger"(珍しく絶叫ヴォーカル)
1980-1981 The Gulcher Recordings / The Dancing Cigarettes
同じくキャプテン・トリップ。こちらは上記アルバム以前の音源集で、スロー〜ミディアム・テンポの曲では、時にソニック・ユースあたりを思わせる瞬間も。ただ、アルバム後半のライヴ音源は、スタジオ音源のようなマジックはあまり感じられず、ただゴチャゴチャした演奏にしか聞こえなくてイマイチ。
"Mr.Mose"(ノイジーなリフが格好良い疾走ロック)
"Broken Window"(ちょっとビーフハートっぽい脱臼パンク)
リヴィング・スキャット フィーチャリング伊集加代
スキャットやヴォーカルをフィーチャーした和製イージー・リスニング集で、ジャズ/ボサ演奏の合間に現れては消える上品な歌声がひたすら心地良い1枚。あと、冒頭のネスカフェCM曲"めざめ"(90年録音版)にはやはりちょっと感動。ウルトラ・ヴァイブのネオ・スタンダード・シリーズ。
"フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン"(小谷充編曲。ストリングスがドリーミー)
"サマー・サンバ"(小谷充編曲。テルミンのような歌声)
"マイ・ピュア・レディ"(尾崎亜美。こんなイイ曲だったのかと再発見)
"遥かな影"(筒美京平編曲。ゆったりしたグルーヴ)
"バードに捧ぐ"(筒美京平。"サンホセへの道"と"小さな願い"が合体したようなバカラッキシュなオリジナル)
"冷たい舗道"(筒美京平チェンバロ入りのバロック・ボサ)