今日聴いたもの

テイチク70'sアイドル・コレクション
タイトル通りの内容の編集盤なんだけど、風吹ジュン吉沢京子秋ひとみといった人たちを除いてほとんど知らない人ばかりで、作曲家も聞いたこともない名前が並んでる。この年代の若い女性歌手のレコードを無作為に掴むと嫌というほど出会う退屈な清純青春歌謡は注意深くオミットされて、魅力的なフックを持つメロディとグルーヴ感を備えたイイ曲揃いの選曲。特に前半にグッと来る曲が多かった。
"ダンスィング・スカイ / 真木理恵"(ニューミュージックっぽい爽快な曲)
"横浜トゥワイライト / 秋川淳子"(ディスコ歌謡。ヨーロピアンな間奏がカッコイイ)
"ガラスの青春 / 山本百合子"(カントリー・ポップ歌謡)
"夢の世界に帰りたい / 中津川みなみ"(恐いくらいに爽やかな性典ポップス)
"ちっちゃな恋 / 中沢由実"("私の彼は左きき"っぽい。11才とはいえ強烈な少女声)
"ふたりの舗道 / 風吹ジュン"(これは再発見。無機的なビートと無表情な歌が不思議なムード)
"LOVE ROCK NO.5 / ジャック・イン・ザ・ボックス"(ラテンなR&B歌謡)
"ポテト・ハイスクール / 究トモ子"(歌詞が面白い田舎ロック歌謡。メロディもイイ)
185 / The Muffins
81年2nd。フレッド・フリスがプロデュース。いかにもレコメン系な硬派なゴリゴリ変拍子ロックなんだけど、スキのない演奏が多くて、なんだだかテクニカルなフュージョンを聴いてるような押し付けがましさも感じる。少なくとも「Open City」のような大らかさはあまり感じられないなあ。もうちょっとユーモアがあるとウレシイんだけど。ペナペナなキーボードの音色やフリーキーなギターはどこかニュー・ウェイヴ/ポスト・パンクっぽい。
"Zoom Resume"(チンドンっぽくもあるこれは楽しい曲)
"Dream Beat"(目まぐるしいエディットがカッコイイ)
"Queenside"