今日聴いたもの

Revel Weird And Wild / Spriguns
76年1st。邦題は「奇妙な酒宴」。女性ヴォーカルを擁した英国エレクトリック・トラッド・バンドで、トラッドなメロディでもコブシを回さないマンディ・モートンのフワフワした人懐っこい歌声がたまらなく魅力的。おかげで"Outlandish Knight"や"Sir Colvin"のような凝った構成のプログレ的な曲もあんまり構えずリラックスして楽しめる感じ。でもやっぱり、ソフト・ロック的なフィメール・フォーク"Trysting Tree"とか、トラッド・ダンス路線の"Piscie Song"や"Nothing Else To Do ""Laily Worm"、バラッド風の"Lord Lovell"など、SSW的な風情もあるシンプルな曲に惹かれる。
Golden Classics / Looking Glass
70年代の有名一発屋グループのCollectable盤ベスト。ヒット曲"Brandy (You're A Fine Girl)"路線の西海岸風のフォーキー・ハーモニー・ロックを中心に、アーシーだったりSSW風だったりロックンロールだったりと、いろいろ。ちょっと異質な、エレピ入りのクールなラテン・ロック"Jimmy Loves Mary-Anne"と洒脱な4ビート・フォーク・ロック"Sweet Somethin'"の2曲が特にお気に入り。ロックンロール路線の曲でフィーチャーされてるファズギターもナイス。