今日聴いたもの

Connected / The Foreign Exchange
04年。クロスオーヴァー系のトラックに歌心のあるラップやR&Bスタイルのヴォーカル&コーラスが乗っかる爽快かつ深遠なヒップホップ盤。メロウな音使いが目立つけど心地良いだけじゃなくて、1曲の中にいろんなアイデアが詰め込まれた面白い曲が多く、浮遊感のあるスペーシーなシンセ・アレンジが好ましい。Little BrotherのPhonteとオランダ人プロデューサーNicolayという人のユニット(どちらも初めて聞く名前だけど)
"Raw Life"(エレピのループが気持ちイイ)
"Let's Move"(牧場の朝って言う感じの爽やかなバックトラックに男女混声集団ラップ)
"Sincere"(ギャルR&Bグループ風)
"Foreign Exchange End Theme"(甘いメロディに胸がときめくギャルR&B)
"#16"(タイトルの無いメロウなイイ曲)
Funky Blues, New Standards
Bobby Rush、Syl Johonson、Smokey Wilsonといったブルース・アーティストのグルーヴ・ナンバーのみを集めたP-VINEコンピ。この手の音は聞きたくてもなかなか情報が少ないんで、こういう編集盤は有難い。50年代から90年代まで、音楽スタイルもジャンプ・ブルースからエレ・ファンクまで様々だけど、60年代後半から70年代にかけてのゴーゴー喫茶系R&Bビート物やJBスタイルの曲がやはり最高。
"Chicken Heads / Bobby Rush"(ニュー・ソウルっぽいファンク・ブルース。クール)
"Foxy Girls In Oakland"(ギターがシャープなJBファンク)
"You're Cracking Me Up"(68年。この時代もカッコイイなあ)
"Strechin' Out / Little Sonny"(ブルース・ハープ・インスト。ヒップなゴーゴー・ビート)
"Deuce & Quarter / Smokey Wilson"(つんのめるような前のめりR&Bビート)
"Who's Still In Love / Syl Johnson"(ファンク・ソウル。オルガンとホーン・セクションがキャッチー)
"Love Mechanic / Little Sonny"(3種類のギター・リフのアンサンブルがカッコイイ)
"Push / Smokey Wilson"(グルーヴィー。この人のはもっと聞いてみたい)