今日聴いたもの

ビッグ・アーティスト・ベスト・コレクション / 弘田三枝子
60年代のカヴァー・ポップス時代のベスト。お馴染みのオールディーズ曲が多いんだけど、ソウルフルでパンチのある歌唱のせいで、聞き飽きた曲にも意外な発見があったりして新鮮に聞ける。あと、これまであんまり意識したことはなかったんだけど、漣健児の歌詞って面白い。
"すてきな16才"(ニール・セダカ。メロディの良さを再発見)
"ヴァケーション"(パワフルに歌われると妙に新鮮)
"思い出の冬休み"(これもコニー・フランシス。イイ曲)
"ブルージーン・ブルース"(中村八大。アメリカン・オールディーズな世界観の歌詞のジャズ歌謡)
POSH / エブリシング・プレイ
鈴木惣一郎のユニットの91年2nd。中華なテイストの楽曲が多いように感じたけど、ライナーを読むとメインのコンセプトは"タイ"のようで、この辺りの音楽性の違いは良く分からない。それでもアルバムを通していろんなタイプの曲が次々に現れて、音によるアジアめぐりの趣き。
"ラブ・ミー・ベンテン(ジャパニーズ・オケサ・ビート)"(おけさが途中でクールなジャズに変化)
"フェイス"(全然気づかなかったけど、ジョージ・マイケルのカヴァー)
エブリシング・プレイ〜明日はもっと輝かしい / エブリシング・プレイ
92年2nd。前作に比べるとシンセの音色が目立つ音作りで、テクノ度数が高い感じ。細野晴臣っぽいエキゾティックでスペーシー、そしてマッカートニーなインスト集。
"野性の生活"(無国籍なコーラス・ポップ)
"ロミオとジュリエット"(ニーノ・ロータのラウンジ・カヴァー。胸を締め付けられる切ないメロディ)
"ジェット"(メランコリックなオリエンタル・テクノ)