今日聴いたもの

Rasta Ambassador / U-Roy
77年。ヴァージン・フロントライン・シリーズ。ダビーなエフェクトを多用したクールなサウンドと、ロックステディや初期レゲエ系のキャッチーなメロディ。ちょっとコステロを思わせる怒れる若者っぽい声質のヴォーカルがスタイリッシュで、まさにパンクの時代のレゲエという感じ。
"Evil Doers"(ルーツ系。リズム・アレンジが凄い)
"Mr.Slave Driver"(浮遊感溢れるダビー・レゲエ)
"Tide Is High"(お馴染みのメロディをダビーなアレンジで)
Welcome To My House / Randy Brown
78年。肩の力が抜けた、耳に優しい、そして時に力強い歌声が魅力的。甘い女声コーラスを配したメロウでスウィートなミディアム〜スローから爽快なアップ・ダンサーまで、なかなかの佳曲が揃った逸物AORソウル盤。
"Love Is All We Need"("ラスト・タンゴ・イン・パリ"系哀愁メロディーのアップ・チューン)
"I Love You Baby"(悩ましい溜息や囁き入りのスロー・ナンバー)
"I'm Always In The Mood"(高揚感のあるキラメキ・アップ・ダンサー)
KENJI SHOCK / 大村憲司
78年。ジェフ・ポーカロスティーヴ・ルカサーハーヴィー・メイソンといったメンツがバックを固めた78年のアルバム。メロウなAORソウルに仕上がったクラプトンのカヴァー"Better Make It Through Today"なんかは悪くないけど、全体的に匿名性の高いライト・フュージョンが並んでいてちょっと退屈。