今日聴いたもの

BEAT GOES ON / BON-BON BLANCO
03年。リード・ヴォーカルと4人のパーカッション担当で構成されてる女の子グループ。基本的に打ち込みポップにラテンな味付けをした音楽性なんだけど、特にアルバム前半を占める90年代ガール・ポップ風の曲(広瀬香美とか)よりは、つんくの影響が大きそうな下世話歌謡路線が断然良い。と思ったらそれらはほとんどシングル曲みたい。
"だって、女の子なんだもん!"(スクラッチ入りユーロビート歌謡。"君の瞳に恋してる"の引用がナイス)
"愛 WANT YOU!"(ピアノ・ハウス系。イイ曲)
Zounds! What Sounds! / Dean Elliot
ビッグバンド・ジャズにカートゥーンっぽい効果音が絡むノヴェルティ・ラウンジ・アルバム。多彩な効果音の数々がメチャクチャ楽しくて、ほとんどの曲にフィーチャーされてるチェンバロのノスタルジックな響きもイイ感じ。なんだけど、ほとんどおなじような曲なんで、何曲か聴いてるうちにだんだん飽きてくる。アップテンポの"It's All Right With Me"と"I Didn't Know What Time It Was"(イイ曲!)がベスト・トラック。おそらく60年代初めごろの録音。BASTA再発盤。
My Feeling For The Blues / Freddy King
70年。「Freddy King Is A Blues Master」の次に出たアルバム。全曲アレンジがダニー・ハサウェイということで、これはニューソウル・ミーツ・ファンクブルースな音が聞けるかとかなり期待して聴いたんだけど、オーソドックスなバンド・スタイル・ブルースが全編を占めてて、前作に比べても随分レイドバックした印象でちょっと肩すかし。ギターの金属的な音色は相変わらずカッコイイんだけど。自由度の高いベース・ラインがヒップな"I Don't Know"やR&Bスタイルが途中でジャンプ・ブルースに変わる"Woke Up This Morning"なんかは良かった。