今日聴いたもの
- Prince Paul Presents A Prince Among Theieves
- 99年。映画やTVのサントラ風の小曲や断片が散りばめられたドラマ仕立ての1枚。会話がメチャクチャ多いんで、英語が分からない身にはかなりダレる部分が多いけど、チェロやマンドリンのループなど独特なサンプリング・センスにニヤリとさせられる曲が多くて、skitをバサっと削ったらかなり良質なオモシロHip Hop盤になるんじゃないかなと思う。
"Steady Slobbin'"(キャッチーなブルース・ヒップ・ホップ。女声コーラスの入り方が絶妙)
"The Other Line"(エレキ・ギターのアルペジオのループが独特なムードを醸し出す)
"Macula's Theory"(ストリングス入り。サイケなロック・グルーヴ)
"More Than U Know"(エレクトロ・ポップ風)
"Mood For Love"(ノイジーなミュージカル・ソウル)
"Handle Your Time"(マンドリン)
"You Got Shot"(ヴァイブのクールな響きとブッといビート) - New Orleans Piano / Proffesor Longhair
- 72年。にしてはすごく古臭い録音に聞こえる。タイトル通りオーソドックスなニューオーリンズ・スタイルのピアノに乗って歌われるロックンロール集。ドクター・ジョンの70年代までの諸作では唯一「ガンボ」が苦手な自分にはちょっと辛いアルバムだったりもするんだけど、"Willie Mae"や"Walk Your Blues Away"などガンガンとピアノの低音を叩き付けるタイプの曲はカッコイイ。口笛入りの"Mardi Gras In New Orleans"もイイ感じ。