今日聴いたもの

Waltz Of A Ghetto Fly / Amp Fiddler
04年。デトロイト・エクスペリメントに参加していたKey奏者のソロ。分厚いコーラスをフィーチャーしたミディアム〜スロー・テンポのメロウ・ファンク/ソウルが大半を占める甘い甘い1枚で、それでいてネオ・ソウル系みたいに金太郎飴的にならない多彩な楽曲群。
"Superficial"(ハウシーなR&Bトラック)
"Possiblities"(流麗なピアノ入り。漂うようなメロウ・ナンバー)
"Soul Divine"(オルガンの音色が清涼なミディアム・ファンク)
"If You Can't Get Me Off Your Mind"(スライっぽいファンク。キャッチーなメロディ)
Fate In a Pleasant Mood + When Sun Comes Out / Sun Ra And His Myth Science Arkestra
60年代初頭の2作の2in1。エキゾティックなビッグ・バンド・ジャズが中心の「Fate〜」も悪くないけど、何と言っても「When Sun〜」が面白くてカッコイイ。音響ノイズ的な"Circe"、ピアノの音色が不穏な異形ラテン・ジャズ"Brazilian Sun"、スピリチュアル・ジャズに通じる猥雑なヴォーカル物"We Travel The Spaceways"といった妖しい曲が並ぶ前半、クールなハード・バップをベースにフリーキーなアドリブを聞かせるタイプの曲が続く後半と、狂っていつつもキャッチーな名曲名演揃い。