今日聴いたもの
- Thin Disguise / Good Question
- 86年。ヴァン・デューレンという人が在籍したバンド。甘酸っぱいメロディとヴォーカルに思わず胸がときめく1曲目の"Jane"はウィングスがパワーポップ化したような名曲。他にも"Fool For The Face"、"Thin Disguise"、"Above The Beyond The Call"といったポールになりきってる(しかもかなりハイレヴェルに)曲がいっぱいあって楽しい。
- The Spiders From Mars / The Spiders From Mars
- 76年。デヴィッド・ボウイのバック・バンド。ハード・ロック/ロックンロールを基調にしつつもモダンポップ的なひねくれたセンスにマッカートニー系メロディも併せ持つ人たち。格好良いフレーズを連発するギターも最高。
"Shine A Light"(AOR的なコード進行が顔を覗かせる、お洒落ハードロック)
"White Man Black Man"(ヴォードビル+AORな美メロ・モダン・ポップ)
"Rainbow"(フォーキー&グルーヴィーなラテン・ロック) - Version Galore / U-Roy
- 78年。タイトルからはダビーな音を想像してしまうけど、これまで聴いたヴァージン・フロントラインの他のアルバムに比べてかなりほのぼのした音。ダブどころかルーツ色もほぼ皆無で全編ヴィンテージなロックステディやスカに合わせてトースティングするスタイル。コレはちょっと退屈。
- The Very Best Bollywood Songs
- 68年。Outcaste Recordsという所から出ているインド映画音楽コンピ。ルアカ・バップやQDKメディアの編集盤のようなハチャメチャさは抑え目で、比較的穏やかな楽曲が多くてちょっと物足りないけど、独特のタブラのリズムや甲高い女声ヴォーカル、テクニカラーなストリングスにはやはりエキゾティックな魅力を感じる。
"O Saathi Re"(ゆるやかなグルーヴ歌謡)
"Dekha Ek Khwab To"(面白いコーラス・ワークに乱れ打ちパーカッション) - The Gaiety Records Story
- カナダのガレージ・レーベルの60年代後半の音源を集めたコンピ。基本のストーンズ風からマージービート、ソフトサイケ、バーズ風まで、基本的にハーモニー重視のポップな曲が多い。収録されてる7バンドの中では、60年代ガレージならではのいかがしさに満ちたPlagueが一番好き。
"Eat Your Hotdog Boy / Tommorow's Keepsake"(チープなオルガンがいい味のR&Bビート)
"Face Of Time / Plague"("Trip"系のアシッド・ガレージ)
"We Were Meant To Be / Plague"(性急なR&Bリズムのゴー・ゴー・スタイル)
"High Flyin' Bird / Plague"(GS風のR&Bビート)
"Things / Solid Reputation"(浮遊感のあるサイケ・グルーヴ)