2005-01-01から1年間の記事一覧

今日聴いたもの

ザ・ワイルド・ワンズ ヒット・コレクション - J-POP ヒットパレード14 98年発売の2枚組36曲入りベスト。カルトGSコレクションが出た頃に"愛するアニタ"や"青空のある限り"を聞いたり、ハイ・パノラミック・シリーズで"オー・ビューティフル・ディ!"を聞いた…

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You Don't Have To Be A Baby To Cry / The Caravelles 60年代英国のガールポップ・デュオ。63年のアルバムにシングル曲をプラスしたEMレコード編集盤。柔らかい音色のジャジーな演奏に、儚く漂うようなウィスパリング・ハーモニー。いわゆるオールディーズ…

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カナリー・アイランズ 大滝詠一 作品集 92年。ユーミンのがヒットしたのをきっかけに当時たくさん出てた気がするニューミュージック英語カヴァー集の大滝詠一編。ロニー・スペクターやダーレン・ラヴといった顔ぶれから多少ナイアガラ・テイストがあるのかな…

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Let It Die / Feist 04年。エレクトロニカな感覚を兼ね備えた21世紀的な女性SSW作。アコギやヴァイブを中心とした音数の少ない静謐な音空間を漂う呟きヴォーカルはビュークを清楚にしたよう。ポップスのカヴァーとオリジナルが半分づつ位の構成だけど、どれ…

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Greatest Hits / Roxanne Shante 95年。女性ラッパーのベスト。86年の"Roxanne Revenge"及び89年と92年のアルバムからの楽曲に新曲をプラスした編集。89年音源で聞ける、この時期ならではのヒップハウス・トラックがかなり最高。アッパー&キュートな"Go On …

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マハエ / ブレッド&バター 75年。「イメージ」「バーベキュー」のアコースティック・テイストを残しつつもよりファンキーなリズムを強調した仕上がり。伊集加代子とのデュオで聞かせるメロウ・フォーキー曲"にわか雨"、美メロなアコースティック・レゲエ"SA…

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Hoboken Saturday Night / Insect Trust 71年。Collector's Chice再発盤。ニューヨークの男女混合グループ。アルバム後半のトラッド・フォーク風の楽曲群の印象から、学生時代に友人に借りて聞いてたときは英国のフォーク・グループだとばかり思ってた。リズ…

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ゴールデン・ベスト / ゴールデン・ハーフ オールディーズ・ナンバーを昭和フォーティーズなグルーヴ歌謡化したカヴァー曲を集めた編集盤。勢い満点の"ケ・セラ・セラ"とかシャフトみたいなファンキー・グルーヴな"メロンの気持ち"など聞き飽きた有名曲がす…

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加山雄三のすべて 第三集 ゴーゴー加山雄三 / 加山雄三 67年。全曲弾厚作。ほとんどの曲でランチャーズがバックを務めて、1曲ずつハプニングス・フォーとスーナーズも参加してるGS/ガレージ色の強い1枚。ファズが炸裂するR&Bビート・チューン"Cool Cool Nig…

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From A Whisper To A Scream / Allen Toussaint 70年。歌物とインストが半分ずつのアルバム。バウンスするファンキーなリズムに、ブルージーなギターやピアノ、ゴスペル的なコーラスなど、黒い要素が満載なんだけど、クセのない甘い歌声とメロディのせいか、…

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狂い咲き / 岡林信康 71年の日比谷野外音楽堂ライブの150分に渡る記録盤。タイトルは知ってるけど聞いたことのなかった曲が一気に聴けて嬉しい。最初の数曲は歌いながら笑いを取ってたりするんで、ライブは徹底してエンターテイナー路線なのかと思ったら、3…

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I'm Not Like I Was Before / Hirth Martinez 98年。ドリームズヴィル・レーベルから出た21年ぶりのサード・アルバム。1曲目"Old Friends"が始まった瞬間、あの特徴な声とメロディが流れ出してきて泣きそうになってしまった。昔ほど曲がひねくれてないのと声…

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Hula moon sessions / 杉山清貴 03年。かつてのヒット曲のリメイクを中心としたアンプラグド企画。ムーディーなジャジーAORに生まれ変わった"Summer Suspicion"や"君のハートはマリンブルー"も結構新鮮。ベスト・トラックはジャジーなピアノと歯切れの良いギ…

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Urban Blues / John Lee Hooker 67年。バンド・スタイルのブギーなブルース・アルバム。ヒップでクールな不良音楽っていう感じ。特にダウナーなグルーヴがうねる"Cry Before I Go"と"I Can't Stand To Leave You"の2曲にはヤラれた。トリッキーなギタープレ…

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Van Lear Rose / Loretta Lynn 04年。ベテラン・カントリー・シンガーがホワイトストライプスのジャック・ホワイトと組んだアルバム。まっとうなカントリーロック/ポップにガレージなギターとドラムが絡む"Portland Oregon"とか90年代のベルベッツ・チルドレ…

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The Handler / Har Mar Superstar 04年3rd。昨日聞いた2ndはプリンスっぽい雰囲気を随所に感じたけど、こちらはスティーヴィー・ワンダーなりきりヴォーカルで聞かせるキャンディ・エレクトロ・ソウル集。初期スティーヴィーやジャクソン5を思わせるモータウ…

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You Can Feel Me / Har Mar Superstar 02年。エレポップやシンセ・ファンクをリバイバルしたエイティーズ物で、ちょっとプリンスっぽい。この手にしては珍しくシンプルで音数の少ないアレンジがチープなようなクールなような。さりげなくホーンが絡む"Elepha…

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フランク永井1 / フランク永井 ビクターのバラ売り2枚組ベストの1枚目。大半を占める吉田正のメロディーはかなりドメスティックなんだけど、洗練された演奏と東京を舞台にしたシティ派な歌詞が醸し出す雰囲気は、当時の日本人にとってこれはAORのような存在…

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パーティー / 朱里エイコ 73年のアルバムのウルトラ・ヴァイブ「ネオ・スタンダード」シリーズ再発盤。全曲の作詞作曲を八坂裕子/冨田勲が担当した音楽劇仕立てのコンセプト・アルバム。ミュージカルにありがちな、饒舌すぎるコトバがメロディにハマり切れて…

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On The Track / Leon Redbone 75年。オールドタイミーなアコースティック・スウィング・ミュージック。ジャズをはじめカントリー、ハワイアン、ブルースなど引き出しの多いアコギの技巧的なプレイに、シンプルなようで結構作りこまれたアレンジが素晴らしい…

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イメージ / ブレッド&バター 73年のアルバムの再発。というのが信じられない洗練された音。フォーキーでメロウ、時にファンキーなサウンドに乗る甘いメロディーとハーモニーが素敵な楽曲がいっぱいで、アルバム・トータルで素晴らしい。キリンジに通じるの…

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This Is Melting Pot Music - Compiled By DJ Olski 05年。メルティング・ポット・ミュージックというドイツのレーベルのコンピ。とても21世紀の音とは思えないディープ・ファンク集。想像以上に面白かった。次々に繰り出される平均3分間程度のチープでトワ…

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Far Beyond These Castle Walls... / Chris de Burgh 75年1st。基本的にはフォーキーなSSW盤なんだと思うけど、やたらとドラマティックなアレンジがいかにもこの時期のA&Mっぽい。チェンバロ入り室内楽フォーク風だったり、エレピ入りファンキーロックやオー…

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042 / ヨシンバ 99年。アーシーでフォーキー、だけどメロウなソウル感覚が底にある日本語ロック。サニーデイ・サービスみたいと安易に言い切れない、このバンドならではの個性は確かにあって、そこに注目して聞こうとするんだけど、そうするとますますサニー…

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Norman Feels / Norman Feels 73年1st。イージー・リスニング的な流麗ストリングスと不穏なテンションが同居するファンク・ソウルの冒頭2曲"Don't"と"Till I Found You"がイヤでもカーティスを連想してしまうニューソウル作。ノイジーなギターをフィーチャー…

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Big Boss Blues / Jimmy Reed 53年から63年にかけてのヴィー・ジェイ音源ベスト。軽いタッチのリラックスしたシャッフル・ブギーが中心。"I Ain't Got You"、"Ain't That Loving You Baby"、"You Got Me Dizzy"といった50年代前半の曲のブリテッィシュR&Bビ…

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Mellow Fellow / Fenton Robinson 71年のアルバムにボーナストラックを追加したCharly再発盤。パーソネルを見るとアルバム曲はなんと本人がギターを弾いてない。コレまで聞いた2枚のアルバムとはかなり違うヘヴィーなブルースロックで、時々ジミヘンみたいに…

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ECD Private Lesson In Control Columbia Issue ECD選曲の和モノ・コンピ。高橋悠治のピアノ曲で始まりジャジーでボサな昭和40年代歌謡から演歌、クロスオーヴァー、プログレ、ニューウェイヴまで多彩な選曲で、レアそうな曲が結構収録されてる。けど、ジャ…

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A Banda Tropicalista Do Duprat / Rogerio Duprat 68年。elのイージーリスニング再発シリーズの1枚。タイトルが暗示してるとおり、ブラジルのトロピカリズモの立役者ともいえるアレンジャーだそう。流麗なオーケスレーションや陽気なホーンとガレージなバン…

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Bright Like Neon Love / Cut Copy 05年。アヴァランチーズのmodularレーベル。ヘナヘナ・ヴォーカルをフィーチャーした、ディスコ・パンク寄りエレポップ。ギターが絡む曲も多くて、ちょっと80年代ギター・ロックっぽい感じが、この前聞いたBenjamin Diamon…