今日聴いたもの

イメージ / ブレッド&バター
73年のアルバムの再発。というのが信じられない洗練された音。フォーキーでメロウ、時にファンキーなサウンドに乗る甘いメロディーとハーモニーが素敵な楽曲がいっぱいで、アルバム・トータルで素晴らしい。キリンジに通じるのはオフコースよりむしろこちらかも。ボーナス追加のちょっとフォーク歌謡寄りなシングル曲"誰が好きなの"も派手な展開がグッとくる良い曲。
"風"(デリケートな手触りのフォークロック)
"二日酔に"(アーシーなファンキー・ロック。スライドが気持ちイイ)
"老人と犬"(SSW風な静謐でメロウな逸品)
"花の土曜日"(うねるニューオリンズ・グルーヴ)
"遠い昔"(ちょっとダウナーなムード。鈴木茂っぽいかも)
「えっ!!」あの人がこんな歌を
俳優を中心に有名人が吹き込んだレコードをあれこれ集めたコンピ・シリーズ。正直言って有名人が歌っているという以外にあまり面白みのない曲も多いけど、時々聞いたこともないような奇妙な楽曲が混じっていてハッとさせられる。"何処かにお前が / 萩原欽一"や"おてんとさん / 勝新太郎"とか以前別のコンピで聞いた気がするけどやっぱりイイ曲。林家三平の"バチ・バチ・サイケデリックソングNO.1"は期待したほどではなかったなあ。服部良一から冨田勲猪俣公章、宇崎竜童まで作曲陣はかなり豪華。
"まるっきりでたらめに ほんの少しインテリに / コント55号"(カートゥーン・ミュージックみたいな凄まじいドタバタ音楽)
"子連れ狼 / 若山富三郎"(ウエスタン映画風アウトロー歌謡。かまやつひろし
"一番星ブルース / 菅原文太、相川欽也"(ホットロッドなSEやギターと対照的なド演歌メロディー。宇崎竜童)
"スーパー・ジェシー / 高見山大五郎"(ドスコイとかチャンコとかひたすら叫んでいるファンキー・ディスコ・インスト。木森敏之)