今日聴いたもの

狂い咲き / 岡林信康
71年の日比谷野外音楽堂ライブの150分に渡る記録盤。タイトルは知ってるけど聞いたことのなかった曲が一気に聴けて嬉しい。最初の数曲は歌いながら笑いを取ってたりするんで、ライブは徹底してエンターテイナー路線なのかと思ったら、3曲目の"友よ"あたりからは割と真面目な感じに。大半を占める柳田ヒロ・グループによる伴奏つきの曲は、ディラン&ザ・バンドを連想してしまうアーシーなロック・フォークで、ニューロックっぽいグルーヴィーなベースラインがカッコイイ。でも曲間のMCは一貫してヘラヘラしてて最高(笑)。
"それで自由になったのかい"(ライク・ア・ローリンストーン風)
"性と文化の革命"(スウィングするピアノ・ブルース
"コペルニクス的転回のすすめ"(クールなベースラインが格好良いニューロック
"いくいくお花ちゃん"(ニューオーリンズっぽいファンキー・グルーヴ)
"家は出たけれど"(ゆったりしたファンキー・ロック・ヴァージョン)
"人間の条件"(アーシーなストゥージズっていう感じ)