今日聴いたもの

You Can Feel Me / Har Mar Superstar
02年。エレポップやシンセ・ファンクをリバイバルしたエイティーズ物で、ちょっとプリンスっぽい。この手にしては珍しくシンプルで音数の少ないアレンジがチープなようなクールなような。さりげなくホーンが絡む"Elephant Walk"、アシッドなヴォコーダー・エレファンク"Let's Get This Party Kickin'"、ゴスペル・タッチのピアノ入りの"Ez Pass"あたりが印象的。けど、すぐに終わってしまう冒頭の"Intro"が一番カッコイイ。
ささやき・ためいき・もだえ+4 / フラワー・メグ
72年の洋楽ポップスの和訳カヴァー・アルバムにシングル曲をプラスした編集盤。基本的にマイナー歌謡系の情念ヴォーカルなんだけど、なんだか不安定な歌唱で、聞いてるうちに何とも不安な気分にさせられる。そんな歌声やジャケ写のムードに反して、頻繁に挿入される喋り声は清純アイドル系(「犯してくれたらいいのに。いくじなし・・・」とか言ってるけど)でそのギャップにもクラクラする。"サン・トワ・マミー"や"雪が降る"、"オー・シャンゼリゼ"といったシャンソン系が中心。
"ジュテーム"(ゲンズブール。ため息攻撃)
"ナオミの夢"(珍しく快活な歌声で聞かせるグルーヴ歌謡名曲)
"けものの眠り"(唯一のオリジナル。お洒落エロティックなスキャット・ボサ歌謡)
"ベッドにばかりいるの"(シングル曲。爽快なアレンジのキューティーお色気歌謡)
"そして二人はラ・ララララ"(上記のB面。同路線のコレもイイ曲)