今日聴いたもの

カナリー・アイランズ 大滝詠一 作品集
92年。ユーミンのがヒットしたのをきっかけに当時たくさん出てた気がするニューミュージック英語カヴァー集の大滝詠一編。ロニー・スペクターやダーレン・ラヴといった顔ぶれから多少ナイアガラ・テイストがあるのかなと思ったんだけど、基本的にはブラコンや産業ロック系で、原曲の天然色なアレンジが強烈に印象に残ってるだけにどうしても違和感が。クリフ・ペインという人が歌う"白い港"のファンキー・エレポップ・アレンジは意外にハマってて結構気に入った。
Best / Complex
89〜91年。吉川晃司と布袋寅泰のユニットによる、デジタル・テイストのグラマラス・ロック歌謡。久しぶりに"恋をとめないで"が聞きたくて買ったんだけど、やはりこの曲が突出してキャッチーで最高。あとは北欧ギター・インストっぽい雰囲気の"No More Lies"とデジタル・ロカビリーな"Good Savage"もイイ感じ。エレポ+ハードロックな大ヒット曲"Be My Baby"は2ヴァージョン収録。
Blue Selection / 井上陽水
02年。過去のレパートリーをジャジーにセルフ・リメイクしたアンプラグド企画盤。正直言って個人的に好きな曲があんまり選ばれてなくて、かと言って曲の新たな魅力に気づかされるようなヴァージョンもない感じ。思い入れのある"カナリア"や"灰色の指先"は原曲に近いアレンジだったり。ロマンティックなピアノ・バラード"鍵の数"やアメリカン・クラヴェっぽい官能ジャズ"嘘つきダイアモンド"などあまり耳なじみのない曲にイイなと思う曲が多かった。