今日聴いたもの

Seeds

Seeds

新作。デビュー作以後の作品は全く追ってなかったんだけど、ヴィンテージなスウィートソウルをモロ使いしたトラック上で、女性voがグループの一員になったかのように歌い上げるという、相当キャッチーでインパクトの大きいタイトル曲"Seeds"にギュッと鷲つかまれて思わず購入。
アルバム全体も、大胆なネタ使い系のポップスファンにもとっつきやすいトラックメイクが中心で、特にアルバム前半はフックの効いた曲が連発。特にお気に入りなのは、引きずり気味のリズムが格好良い社会派ニューソウル風R&Bの"Wind"に、サントラっぽいラウンジコーラスと過剰にブリブリしたベースの組み合わせが面白い"Calabash"、逆回転っぽいグニャッとした音の感触が気持ち悪くも気持ち良いサイケデリックR&B"The Birth of Petey Wheatstraw"あたり。