今日聴いたもの

LAST TRAIN TO EXITOWN / The Beatniks
新作。試聴した"A Song for 4 Beats"に鳥肌が立って思わず購入。ポストロック感覚のフォークロック演奏に乗せてビターな言葉が散りばめられた、これまで聞いたことのないような老境ロックの名曲、とかなり興奮したんだけど、歌詞カードを見てちょっと醒めた、というか、個人的はジャックだアレンだといった固有名詞はない方がこの歌は胸に迫ってくるような。全体に、ポストロックやエレクトロニカっぽい意匠をまといながらも、相変わらずちょっとツライ感に満ちた枯淡調のグルーミー・フォークロックな世界が展開されていて、かつては、少しそれがかったるい気がしたんだけど、グリッチ・ノイジーなシャッフルバラード"Cut Up Our Existence"からラヴィンスプーンフルの"Didn’t Want To Have To Do It"と続く流れなど、今はこの感じはとても染みる。ので、来月のライヴには行くつもり。