今日聴いたもの

Nitro Burnin Funny Daddy / Brian Setzer
'02年。発売当時は15年ぶりのソロ名義でのアルバムだったそう。ロカ中心にブルース、カントリー、3連ロッカバラードなど、ヴィンテージ感漂う多彩な楽曲を、決してレイドバックしない轟音ギターや疾走ビートで、緊張感を失わずスリリングに聞かせるワルい感じが素敵。
骨太なファズギターがうなるブルージー・ロカ"Sixty Years"ではじまる冒頭からいきなりテンションが高いんだけど、とくに本領発揮という感じなのは、ワイルドでトリッキーなギタープレイに痺れるヒルビリー・エレキインスト"Rat Pack Boogie"から、凶暴そのもののギターがイカすクールなロカビリー"Ring, Ring, Ring"、浮遊感のあるグルーヴィーなブギー・トラック"Drink Whiskey And Shut Up"、マカロニウエスタン調の"Wild Wind"とひたすらカッコイイのを畳み掛けてくる中盤の流れ。ラストの疾走カントリー"When The Bells Don't Chime"も最高。