今日聴いたもの

British Core Lovers / Dennis Bovell
先日聞いた「アラワク・ショーケース」と同時発売の'80年前後のデニス・ボヴェル作品集で、キュートなガールグループ風フィメール・ヴォーカル曲やスウィート・ソウル的な男性コーラス曲を中心に、インストなども挟みつつほぼ全編ラヴァーズでダビーな構成が心地良い1枚。相変わらず存在感のあるハイトーンヴォイスに耳を奪われるジャネット・ケイ"Can't Give It Up"やガーリーな歌声にときめくルイザ・マークス"Gone Out"とかもちろん悪いはずがないんだけど、何と言ってもマリー・ピエールが3曲続く終盤の流れが個人的にハイライトで、特にメロウなシティポップ風なディオンヌ・ワーウィック"Say You Little Prayer"カヴァーは最高。男性ヴォーカル物では、アップテンポなリズムトラックが快適なハーモニー・レゲエ"Ready To Dance / Pual Dawkins"が、インストはマシナリーとオーセンティックが絶妙に混ざったスコーチャー・ダブ"Hawaii Five O / 4th Street Orchestra"がそれぞれベストトラック。