今日聴いたもの

俺の道 / エレファントカシマシ
'03年。ちょっと前にふとレンタルしたEMI時代のベスト盤で聞いた"俺の道"があまりに良かったんで、ついアルバムを購入。かつて「生活」でついて行けなくなって以来、実に20年ぶりにエレカシを買った。意外にオルタナ〜パンク色の強い演奏や、かつてのそれとは微妙に肌触りの違う歌詞の世界にやや戸惑いつつも、相変わらずキレの良い絶唱スタイルが痛快で、同じくベスト盤に収録されていたストゥージズ的な覚醒ガレージロックの"生命賛歌"に"ハロー人生!!"、喚きながらもしっかり琴線に触れるメロディーを聞かせる"どこへ?"や"季節はずれの男"といった歌謡ロック路線とか最高。でもやはり断トツに素晴らしいのが"俺の道"で、ちょっとフォーキーな叙情ロックがサビでデスパレイトな絶叫ハミングに突入する瞬間がなんとも格好良い。この曲だけは少しセカンドの頃の雰囲気を感じる。