今日聴いたもの

Greatest Show on Earth / Metropolis
78年。Salsoul制作のNYディスコ。"タイトゥン・アップ"をディスコ化したような代表曲"I Love NY"をはじめ、華やかな女声コーラスをフィーチャーしたノスタルジックなショービズ系ディスコ・インストが中心で、勿論この路線は大好きなんだけど、ソフト&スムーズな女性ヴォーカルで歌われる抑制の効いたメロディーにクラッとくるミッドテンポAORソウル"Was That All"や歌謡ディスコティックな"Thunder And Lightning"など、ちょっと毛色の違う歌モノのクオリティが高い。
Crying for Love / Bridge
サンフランシスコのマイナーなヴォーカル&インストゥルメンタル・グループの発掘再発盤で、多分70年代後半から80年代初にかけての音源っぽい。アッパーで泥くさいファンクが聞こえてきそうなジャケの雰囲気とは裏腹に、クロスオーヴァー/AORソウル・テイストのメロウな音楽性で、結構イイ曲揃い。
基本的に曲によって男女ヴォーカルが歌い分けてるんだけど、シャカタクっぽいクリスタルなエレピ入りの"Stella"や、"イフ・ユー・ワー・ゼア"をディスコ風にした感じの快適ウォーキング・テンポ・ソウルの"Waiting Patiently"と"Sweet & Wonderful"など、やはり男女ヴォーカルが絡むデュオ・スタイルがイイ感じ。でも息継ぎが難しそうなコーラスワークが印象的な"Crying for Love"や、マシナリーなファンク・ディスコ"Next to Me"など、サラっとした女性ヴォーカルメインの曲はどれも好み。