今日聴いたもの

Da Bist Du Ja / Manfred Krug
ドイツの男性シンガーの79年盤。英国モダンポップやプログレに通じる凝ったアレンジにジャズ・ヴォーカル的な軽妙なハスキー・ヴォイス。ゆったりグルーヴつつ目まぐるしく展開する美メロなジャズ・ロックMOR"Um die weite Welt zu sehn"、ノスタルジックなピアノSSW風のポップ・ソング"Wenn ich dich seh"、クラシックのフレーズが挿入されるユーモラスなアレンジが楽しいほのぼのファンキー・ロック"Mozart"、歌謡曲っぽいメロディーのヨーロピアン・ムードの哀愁MOR"Da bist du ja"、メロウなボサAOR"Fruh war der Tag erwacht"など、バラエティ富んだイイ曲がイロイロ。多くの曲でフィーチャーされてる哀愁に満ちたハーモニカの音色にもキュンとくる。
Learning to Dance All Over Again / Lorraine Johnson
78年。ダンス・クラシックス系のアッパーなリズムが心地良いプレリュード産フィメール・ディスコ。3バージョン収録されてる"Feed the Flame"がこのアルバムの目玉みたいで、なるほどキレのある華麗なストリングス・アレンジがなかなか聞かせるマイナー調歌謡ディスコ。奇妙にシンセ・ドラムが鳴り響く中盤のブレイク後にサービス満点な展開を見せるアルバム収録のロング・エディットが最高。他にハンドクラッピンなリズム・トラックがゴキゲンな"I'm Learning to Dance All over Again"、ちょっと切ない陽性ノスタルジック・ディスコ"Nobody's Wrong"など。