今日聴いたもの

Glue / Laghonia
ペルーのポップ・サイケ・バンドの1st。Lazurus再発盤。ファズが唸りオルガンがグルグル鳴るガレージ・サイケ〜ヘヴィ・サイケ・サウンドにポップなメロディー。ラップに通じるリズミカルなモノローグとキャッチーなコーラスがファンキーなリズムに乗る"Neighbor"、アシッド漬けのラヴィン・スプーンフルっていう感じのスウィンギンなハートウォーミング・サイケ"Trouble Child"、突然ソウルコーラス・グループに成りきってしまう"And I Saw Her Walking"、ゾンビーズ張りのクールなメロディーにグッとくる洒脱なラテン・ガレージ"Bahia"と、71年の名盤2ndとはまた違う意味で聞き所多数な1枚で、ベストトラックはちょっとキリンジを思い出したりもするグルーミーなスロー・ナンバー"My Love"。冒頭に追加収録されてるシングル曲は甘酸っぱい青春マージービートで、アルバムと同一バンドとは思えないけど、これもなかなかイイ曲。
Mourning Phase / Mourning Phase
71年のマイナー英国フォーク。男女デュエット・スタイルで聞かせるトラッド風味のヒッピー・フォークで、結構曲構成に凝ってたり、反面、ラフなエレキ・ギターのカッティングなんかはガレージ的な感触だったり。歯切れ良いシャッフルビートにマイナーな歌謡メロディーが乗る"Smile Song"、メロウなサイケ・フォークにいきなり激しいギター・カッティングが挿入される瞬間がカッコイイ"Dross"と続くあたりがお気に入り。Kissg Spell再発盤。