今日聴いたもの

Big City Nights / Space Cowboy
05年2nd。キラキラしたフィルター・ハウス路線からグラマラスなハードロッキン・ブレイクビーツへ。というと最近のCapsuleみたいだけど。やはり80年代産業ロック・テイストのヴォコーダー・ハウス"Across The Sky"が強力。他にダビーなフォークロック・ブレイク"These Dreams"、シック系ディスコのシャープなギター・カッティング・イントロが延々と続いてるみたいな"I Wanna Go Back"、飛び道具エフェクト満載のグルーヴィーなレニー・クラヴィッツのカヴァー"Are You Gonna Go My Way"もお気に入り。
あざやか / 空気公団
05年。70年代のティンパン系女性SSWに通じる音楽性はそのままに、プログレやミナス的なアレンジやポストロックっぽい音響が加わったような印象。"みんなお誕生日"、"6月のポムさん"、"28日の大通り"といったファンキー・なリズムが心地良い静謐シティポップは安心して聞いていられるいつもの路線。ギターポップ調の"風に乗った言葉"や快適アップテンポの美メロ・フォーキー・ポップ"カレンダー"もキュンとくるイイ曲。
4 Colors / 安部麻美
04年。近年の筒美京平作品では最もエッジの立った曲を歌いこなしてるだけに声の力が強いし、狙ってるっぽいヤンキー・テイストがダサ格好良い楽曲群も粒ぞろいで、なかなか高水準なアイドル歌謡盤という印象。シングルで聞いたときは印象が薄かったけど改めて聞くとやはり巧みに仕込まれたフックにグッとくる"卒業"をはじめ、懐かしのコムロ系ハウス歌謡"情熱セツナ"、メロウなガーリー・エレポ歌謡"沈黙のテレパシー"、ドラマティックな3連バラード"愛の水ください"、ユーモラスなスカコア歌謡"冗談じゃない恋の歌"とか。