今日聴いたもの

Never The Same - Leave-Taking From The British Folk Revival 1970-1977 / V.A.
Honest Jons編集の英国フォーク編集盤。曲間がほとんどないミックスCD的スタイルで、シンプルな弾き語りや無伴奏詠唱モノなど、ひたすら地味でコアなフォーク/トラッドの数々繰り出されるのがなかなか新鮮。ブリジット・セント・ジョン直系の歌声に無条件にヤラれるLal Watersonによる"Never The Same"と"To Make You Say"の2曲に"Adieu To Judges And Juries / Dorothy Elliott"、鎮静感のあるヴォーカルが素晴らしい爪弾きフォーク"Jock O’Hazeldean / Dick Gaughan"がお気に入り。
Breakout / Louisa Mark
76年から〜80年にかけての音源をコンパイルした編集盤で、甘酸っぱい歌声とメロディーにキュンとくるキュートなガーリー・ラヴァーズが満載の1枚。"'6-Sixth Street"や"Keep It Like It Is"といった美メロ・ラヴァーズ・クラシックをはじめ、どの曲にもグッとくるポイントがあって全曲最高なんだけど、あえて言えば、ムーグっぽいシンセとコケティッシュなヴォーカルが素敵な1曲目のキラキラ・ラヴァーズ"People In Love"、ちょっとマイナーなメロディーが切ない"Moving Target"、ほんのりダビーなアレンジが気持ち良いフィリー・ソウル・カヴァー"Even Though You're Gone"あたりが個人的なベストトラックかな。