今日聴いたもの

Folk Is Not a Four Letter Word Vol.2 / V.A.
ヨーロッパ各国のフィメール・フォークを中心にカナダや米国モノも織り交ぜた、ANDY VOTEL編集のレア・グルーヴなフォーク・コンピ第2弾。ほとんどがダウナーなアシッド・フォークやファンタジー系フェアリー・フォークだけど、多彩で個性的なイイ曲が集められてて、フォーク門外漢にもキャッチーな内容。PentangleのシングルB面曲でファンキーなトラッド・フォーク・ロック"I Saw An Angel"が収録されてるのがこのコンピの選曲を象徴してるかも。それ以外は、ほとんど聞いたこともない名前が並んでるんだけど、検索してみるとかなりのアルバムが再発済みでびっくり。欲しいCDが増えすぎて困る(笑)
"Of Broken Links / These Trails"(ナイトメアなフェアリー・フォーク。なんとハワイ産)
"Number 33 / Jan & Lorraine"(可愛くてちょっと不気味な子供ヴォーカルの爪弾きフォーク。英国モノ)
"Heksenkring / Elly & Rikkert"(オランダの男女デュオ。お洒落なT-Rexっていう感じのパーカッシヴ・フォーク)
"Dialogue Of Wind And Lover / Paul Parrish"(中性的な男性ヴォーカル。シタール+ティンパニのアレンジがベルベッツっぽい)
"Son Of God / Parchment"(英国モノ。オリエンタルな幻想室内楽フォーク)
"Sunrise / Alexis Korner & CCS"(ブルージージャズロック・フォーク。今盤では異色だけどカッコイイ)
"Grey Today / Woody Simmons"(米国SSW。凛としたガーリー・ヴォーカルにクラッとくるメロウ・フォーキー)
"Maids And Gentlemen / Midwinter"(ファズ入りトラッド・サイケ。Stone Angelの前身なんだそう)
"Softly / Sibylle Baier"(ドイツ。ちょっとハスキーなささやきヴォーカルに癒される静謐ワルツ・フォーク)