今日聴いたもの

Godsdog / De-Phazz
99年。ドイツのダウンテンポブレイクビーツ・ユニット。80年代のジャズ〜ブルーアイドソウル系のUKバンドを思わせるお洒落な楽曲にラウンジ・テイストをトッピングした感じ。さりげなくイイ感じの曲を散りばめて心地良く進行していくアルバム中でも、特にキャッチーで印象に残るのが、古いジャズ・ヴォーカルのレコードのようなノスタルジックな陽性マンボ・ブレイク"Mambo Craze"と、同じくマンボ路線のラウンジ・ダブ"Radio Sol"。他にお気に入りはブレイクビーツ・ソフトロッキンなナヨ声男性ヴォーカル曲"Jazz Music"に、ドタバタ・ブレイクビーツなメロウAOR"Havana Moon"など。
Thunder, Lightning, Strike / The Go! Team
04年。こちらはUK産ブレイクビーツ盤。60'sガール・ポップ風に甘酸っぱく弾ける"Lady Flash"がいきなり最高。ラウドでファットなリズム・トラックとスウィンギン60'sなアレンジの組み合わせがかなりご機嫌。さらに、賑やかなホーンをフィーチャーしたかしましガーリー・ラップの"Bottle Rocket"に"The Power Is On"、哀愁ガレージロッキンなエレキ・ブレイクビーツ"Panther Dash"、オルタナな不協和音ギターにアクション映画風の勇ましいホーンが絡む"Junior Kickstart"と、アッパー・チューン連発のアルバム前半が本当に楽しい。ちょっとおとなしめの曲が続いた後の終盤、狂騒ギターポップっていう感じの"Huddle Formation"でまた盛り上がって、最後は明るくも切ないサントラ・ブレイクビーツ"Everyone s A V.I.P. To Someone"で大団円。