今日聴いたもの

Outlaw + No Way No Better Than Yard / Josey Wales
83年から84年にかけての2枚のアルバムをカップリングした再発盤。この時代ならではのマシナリーな感覚とヘヴィーなグルーヴが同居したルーツ・ラディクスの演奏に、朴訥とした歌がだんだん呪文っぽいトースティングに移行するスタイルのMCが乗るダンスホール・レゲエ。"Can't Put It On"や"Stalk of Sensimilia"などベース&ドラムが中心のモノトーンな演奏にさりげなくダブ・エフェクトやギターやピアノがアクセントをつけてる感じがクールでイカす「Outlaw」、ヘヴィーかつグルーヴィーなベースラインにブルージーなギターがチャカチャカと絡む"It Have Fe Sail"に"World Is Like a Mirror"、リラクシンでメロウなラヴァーズ・ダンスホールの"Maxine"や"Yu Wrong Fe Send Come Call Me"など、割とキャッチーな曲が多目の「No Way No Better Than Yard」、それぞれ微妙に音楽性は違うけど、どっちも気持ちイイ。