今日聴いたもの

Whatever We Imagine / Janice Borla
昨日聞いたNanette Natalと同じくP-VIneの「Jazz For Sunday Afternoon」っていう再発シリーズで出た、86年発売のジャズ・ヴォーカル・アルバム。全編に渡ってヴィブラフォンが前面にフィーチャーされたアコースティックなクロスオーヴァー演奏に爽やかな清涼ヴォイス。疾走感がたまらない美メロ・クロスオーヴァー"Jubilee"をはじめ、アコギのカッティングが気持ち良い変拍子ワルツ"Love Is"、メロディーの良さが際立つブラジリアン・クロスオーヴァー"He Loves You"、ベース演奏のみで始まりひとつずつ楽器が増えていく"Keep The Legend Alive"など、アップテンポなヤツに好きな曲が多い。
Trans-Euro Bass, Vol. 1 / Bass Project
Pandiscのマイアミ・ベース・アルバム。94年。内ジャケに「Dance-Techno-House-Acid-Trans」と表示されてるけど、まさにそんな感じで、下世話なエレクトロ全開なマイアミ・ベースというより、スタイリッシュなファンキー・ブレイクビーツ(ちょっと初期ハウス寄り)という印象。キャッチーなディスコ・ブレイク"The Pulse"みたいに単純にカッコイイと思える曲が多いけど、多彩な小ネタが楽しい"Let It Go"、ビキビキのアシッド・エレクトロ"Get Movin'"、定番ベース・ライン使用の"Bass Bounce"など、どちらかというとベタな曲につい惹かれてしまう。