今日聴いたもの

Sergio Mendes + Magic Lady / Sergio Mendes
70年代のソロ名義のアルバムの2in1再発盤。メロウなクロスオーヴァー・スタイルでソウル系の曲を中心にカヴァーした75年の「Sergio Mendes」では、ツイン女性ヴォーカルによるソフトなハーモニーが素敵なボサAORソウル"Davy"、クインシー・ジョーンズの「Bodyheat」に収録されてたリオン・ウェア作のメロウ・グルーヴ・クラシック"If I Ever Lose This Heaven"が、3曲収録されてるスティーヴィー・ワンダーのカヴァーの中では"Lookin' For Another Pure Love"が良かった。
そして一気にディスコ寄りにシフトした79年の「Magic Lady」は、きらびやかで美メロなアッパー・チューンが満載で、今は断然こっちの方が気分。四つ打ちリズムが気持ちイイ"I'll Tell You"やハッピーで爽快なグルーヴィー・ディスコ"Lonely Woman"と"Yes I Love You"、AOR的な屈折メロディの"A Dream Come True (Can't Hardly Wait)"とイイ曲満載なんだけど、なかでも本人自作のオリジナル2曲、ルパン系クロスオーヴァーな"Magic Lady"、美GM系美麗ディスコ"Summer Dream"の下世話な歌謡テイストにかなりときめいた。