今日聴いたもの

8 For The 80's / Webster Lewis
「グローリアス・ソウル・ジェムズ」という紙ジャケシリーズでの再発された79年盤。Expansionのコンピなんかで聞いて前から気になっていた人。女声コーラス入りの上昇気流系イージーリスニング・ディスコ"You Deserve To Dance"からいきなり最高で、続く軽快な美メロAORソウル"Give Me Some Emotion"からメロウな"The Love You Give To Me"と続く冒頭の流れが素晴らしい。ジャズ系ピアニストのリーダー・アルバムだけあってクロスオーヴァー寄りの音楽性だけど、歌が添え物っぽくなく充実してるのがイイ感じ。中盤以降ちょっとダレるものの、快適テンポのアーバン・ディスコ"You Are My Life"や下世話な歌謡ディスコ"Let Me Be The Dance"といったボーナス・トラックで盛り返し。
Larry Young's Fuel / Larry Young
ブルーノートでの諸盤やライフタイムでお馴染みなオルガン奏者の75年作。ジャズ・ファンククロスオーヴァーというよりは、やはりジャズ・ロックと呼びたい音楽性で、時にニューウェイヴみたいに聞こえるペナペナなムーグの音色が印象的。フェルナンド・ソーンダースのクールなベースラインとトーキング・スタイルのヴォーカルが格好良い"Fuel For The Fire"と"New York Electric Music"のギクシャクした疾走感がメチャクチャ格好良い。「コズミック・ジャズ・ファンク」というコレも紙ジャケシリーズでの再発。