今日聴いたもの

Apple O' / Deerhoof
03年。以前聞いた「緑のコスモ」は1曲目がメチャクチャ格好良かったものの、アルバム全体としては今ひとつ掴み所のない印象だったんだけど、どうやらジャンクなアヴァン・ロック・バンドに乙女チックなヘタウマ・ヴォーカルが加わって、結果メルヘンとヴァイオレンスが同居した独自の世界になってしまった人たちみたい。"Panda Panda Panda"とか、ほのぼのムードが突然、激烈ノイジーに変貌する瞬間がたまらない。"Dummy Discards A Heart"(ジャンクなメルヒェン・ロックンロール)、"My Diamond Star Car"(リフがメチャクチャ格好良い)、"Adam + Eve Connection"(ジャンク・ノイズからフォークという展開)あたりが特に印象的。
Milk Man / Deerhoof
04年。相変わらずノーウェイヴでジャンク、同時にほのぼのしたレコメン・バンドという風情の音楽性なんだけど、いわゆるプログレみたいに聞こえる瞬間が結構あるアルバム。何だか予想出来ないヘンテコな展開をする曲が多くて、掴み所のなさが増してきてる感じ。リフが面白い"Milk Man"、インストの"Rainbow Shlhouette"、途中のノイズ・ギターに痺れる"Dog On The Sidewalk"など。