今日聴いたもの

True Love Stories...Plus / Jilted John
78年のアルバムに79年のシングルを追加したCastle再発盤。パンク/NWな時代柄を感じるポップなギター・ロック。肩の力の抜けたとぼけたヴォーカルが醸し出すほのぼのムードがなんか憎めない感じで、単調になりがちな楽曲を引き締めて多彩な表情を加えてるセンスの良いキーボード/ピアノが魅力的。モノクロームセットみたいな"Baz's Party"や"Good Bye,Karen"、性急なピアノ・ロック"I Know I'll Never"、歌謡曲っぽいフックの効いたマイナー・メロディのパワーポップ"Shirley"など。追加のシングル曲"Fit For Nothing"(タイトなピアノ・パワーポップ)と"Sold On You"(甘酸っぱいネオアコギターポップ)の2曲もイイ曲。
Completely Well / B.B.King
69年。メタリックなギターにシャウト・ヴォーカルがすごく特徴的。R&Bなサウンドにあくまでブルースな楽曲という、個人的に好きなタイプの音で、永遠に続きそうなファンキー・グルーヴが気持ち良い"Cryin' Won't Help You Now"から"You're Mean"に続く15分間がとにかく圧巻。他にも"So Excited"(リズム・チェンジがカッコイイ)、"You're Losing Me"(終盤のやぶれかぶれな絶叫が最高)、"The Thrill Is Gone"(メロウなエレピやストリングス入りの哀愁ブルース)とグッと来る曲が多数。