今日聴いたもの

リトル・ギャング・オブ・ユニヴァース / インスタント・シトロン
00年。ウィスパー気味の女性ヴォーカルが歌うソフトロック寄りギターポップ・ユニット。全編にフィーチャーされてるヴィンテージなシンセ音が、ポップな楽曲にモンドな雰囲気を漂わせる。名前は聞いたことはあったけど、ちゃんと聞くのは初めて。もっとポップ・マエストロ振りが全開な音楽かと思ったけど、結構アマチュアっぽい音なんで意外。ヴォーカルがちょっと浮いて聞こえるのは単に苦手な声だからかな。時々歌う小山田風の男性ヴォーカルはあんまり気にならないんだけど。
ママレイド・ラグ / ママレイド・ラグ
02年。70年代のニューミュージックを思わせる、ほんのりアーシーでメロウなシティポップ・サウンド。ハイトーンな巻き舌ヴォーカルがちょっと大瀧詠一みたい。アレンジの細部やメロディのパーツはセンス良くてポップなんだけど、全体としては印象に残らない、っていう感じの曲が多いかなあ。まあ、歌謡曲を聴く耳で聞いてるのが悪いのかもしれないけど。"ワトソン"や"春雨道中"あたりのファンキー・ロック路線が良かった。