今日聴いたもの

Emilio Santiago / Emilio Santiago
97年。AORテイストのコンテンポラリー・サンバ歌謡集。コーラス・アレンジが洒落た曲が多くて、ハネるビートのグルーヴ・チューン"A Viso Aos Na Vegantes"やアッパーなバトゥカーダ歌謡"Chinelo Novo"なんかは凄く気持ちイイ。だけど、全体的にはなんとなくフリオ・イグレシアスなんかにイメージがダブる感じの歌いぶり。
Love Me Forever / Carlton And The Shoes
76年。時代柄ルーツ色を感じさせる曲もいくつかあるけど、基本的にはロックステディをテンポ・アップした気持ち良いビートに甘いヴォーカルとコーラス・ハーモニーが乗るとっても甘いソウルフル・レゲエ。1曲目のタイトル曲なんかは80年代のラヴァーズみたい。浮遊感のあるアレンジにファルセットが漂う"Never Give Your Heart Away"と切ないメロディにキュンとなる"Sincerely Yours"が最高。
タイムファイヴ プレゼンツあんなCMこんなCM
91年。CMで使われた曲を集めたCDなのか、CMでよく使われる曲をカヴァーしたアルバムなのか、ライナーを読んでてもよく分からないけど、とりあえずタイム・ファイヴによるジャズやポピュラーのスタンダード集。シンガーズ・アンリミテッドばりの超絶技巧を見せ付ける"A列車で行こう"と"グレン・ミラー・メドレー"のアカペラ・コーラスがため息が出るほど素晴らしい。グレン・メディロスの86年のヒット曲"Nothing's Gonna Change My Love For You"もまるでソフト・ロックみたいに生まれ変わってて、こんなイイ曲だったのかと驚いた。