今日聴いたもの

Michigan Avenue / Michigan Avenue
83年。シカゴの8人組ヴォーカル&インスト・グループの83年盤にボーナストラックを追加したP-VINE再発盤。マシナリーなファンク・ビートに70'sシカゴ・ソウルなハーモニーとメロディが乗る"That's How Heartaches Are Made"がメチャクチャ気持ちイイ。2曲目以降もエレクトロ歌謡ソウルな"Back On Track"、男女混声コーラスが爽快なシック系ディスコ"Roller Skate Cowboy"と個人的に凄くツボにハマる曲が続く。AOR寄りのスロー〜ミディアムがメインの4曲目以降(多分アナログではB面)は、まあまあ。
タイム・パラドックス / 玉木宏樹&S.M.T
75年。エレキ・ヴァイオリン奏者のリーダー・アルバム。P-VINEの「ジ・アザー・サイド・オブ・ジャパニーズ70's カルト&プログレ・コレクション」という再発シリーズの1枚で、確かに英国プログレッシヴ・ロッキンな音楽性。なんだけど、時々サスペンス系ドラマの劇伴みたいにも聞こえる。ブラック・ムービー・サントラ風のファンクにヘンテコな効果音や声が絡む"空騒ぎ"、いろんなシーンの劇伴をツギハギしたようなタイトル曲とか。一聴、カントリーみたいだけど、なんだか国籍不明な"メッカへの途"も妙に気になる。松武秀樹がムーグ・シンセで参加。