今日聴いたもの

ストップ モーション / 尾崎亜美
紙ジャケ再発盤。南沙織が歌った"春の予感"などを含む78年作。後のアイドルへの提供曲に通じる乙女チックなシティ・ポップ集で、でも時々フォーク歌謡っぽい。独特なハスキー・ヴォイスはやはり一発でこの人と分かる。60年代ポップ風の"ドランクダウン"や「サンホセへの道」っぽい"もどかしい夢"とかが良かった。"来夢来人"(なんてタイトル!今ではちょっと信じられない感じ)と"ストップモーション"でオフコースがコーラス参加。
The Wayward Genius Of / Martin Newell
バンド名義での音源を中心としたCherry Red編集盤。ネオアコとネオサイケの中間のようないかにも80年代初頭といった感じの初期の屈折ギター・ロックから、60年代サイケあるいはマージービート的な、そして屈折したメロディが特徴的なXTCに通じる音楽性に。正直言って、あまり突き抜けたものはないけど結構イイ曲あり。
"Girl On A Swing"(初期の屈折ギター・ロック路線ではベストの名曲)
"Blue Swan"(泣かせるメロディの哀愁フォーク・ロック)
"The Dark Lovely Daughter Of The Trashman"(アコギのカッティングが気持ち良い、シャッフル・ビート・ポップ)