今日聴いたもの

The Byrds Play Dylan / The Byrds
ディランのカヴァーばかりを集めた編集盤。初期のマージービート風フォークロック路線は久しぶりに聞いた。瑞々しい。でも、ここ10年くらいの間では、唯一聞き返してるアルバム「(Untitled)」からのテイクがやっぱり最高。うねりのあるリズムと、カントリーロックというにはやけにノイジーなギターが病み付きになる。"Positively 4th Street (Live)"や"Mr.Tambourine man (Live)"など。
Out Of Control / MX-80
80年2nd「Out Of The Tunnel」と81年3rd「Crowd Contraol」の2in1。破壊的なギターでひたすらバーストするオルタナティヴ・ガレージ・パンク盤の2ndでは、とぼけた味わいのサックスが味わい深い"Fender Bender"、ジョン・スペンサーガレージ・ロック"Someday You'll Be King"、能天気でポスト・パンク・ファンキーな"Gary & Pricilla"あたりがカッコイイ。3rdは、ちょっとギターの音色がソフトになって、音楽的なヴァラエティが増した感じ。ロカビリー・ガレージ風インスト""Crowd Control"、やアヴァンな脱臼ロック"Night Rider"など。どちらのアルバムもヴォーカルが入ると途端にポジパン/ネオサイケ的なニューウェイヴ臭が鼻について、つまらなくなる傾向があるのが残念。