今日聴いたもの
- Sparkle / Aretha Franklin
- 76年。カーティス・メイフィールドがソング・ライティングとプロデュースを担当。いかにも彼らしいソフトなアレンジに、それを突き破るように熱くハードなヴォーカルとゴスペル風コーラス。二つの個性が絶妙なバランスで同居した、さすがの名盤。
- "Sparkle"(美麗ストリングス。ゆったりとした高揚感)
"I Get High"(これは例外的にニューソウル的な緊張感が漂う曲)
"Jump"(ハンドクラップ入り。ハッピー・ラテン・ソウル)
"Rock With Me"(4ビートっぽいシャッフル・ビートのポップ・ソウル) - "Sparkle"(美麗ストリングス。ゆったりとした高揚感)
- Madam Butterfly / Tavares
- 79年。気持ちの良いミディアムにメロウなスロー、下世話なメロディが素敵なディスコ・ソウルとをバランス良く配置、年代を反映してほんのりとAORテイストも。全体にメロディのイイ曲が多い好盤で、特に冒頭3曲の流れは完璧。ところでEMIのこの「Masters Of Funk & Soul」シリーズ、他の盤も欲しいんだけど店頭で見るとCCCDばかり。アマゾンとかで買ってもやっぱりそうなのかな。
- "Straight From Your Heart"(オリエンタルなストリングス入りの歌謡曲っぽいディスコ・ソウル。クラビネットがファンキー)
"Games,Games"(甘いメロディとハーモニー。魅惑のスロー)
"Madam Butterfly"(映画音楽的なストリングス。デリケートに展開するメロディが素晴らしいミディアム・グルーヴ)
"One Telephone Call Away"(ハーモニカのフレーズが切ないディスコ・ソウル) - "Straight From Your Heart"(オリエンタルなストリングス入りの歌謡曲っぽいディスコ・ソウル。クラビネットがファンキー)
- 望 〜月を亡くした王様〜 / 降神
- 04年。エレクトロニカを通過したヒップホップという感じでイレギュラーなリズム・トラックとバラエティに富んだ上物ループや現実音サンプルが面白い。ラップもいわゆるヒップ・ホップ的なイントネーションを微妙な外した感じで、ちょっと演技過剰な感じが小劇場の劇団を見てるような気恥ずしさを感じさせて、それが快感。
- "Monday"(唯一の疾走ビート。クールに格好良いインスト・トラック)
"Music Is My Diary"(ほとんどリズム・トラックなしの呟きモノローグ。可笑しい)
"醒"(アンビエントなトラックに饒舌な早口ラップ。シュールな感じ)
"注文の多い小料理店"(ヘヴィーなリズムトラック。社会派っぽい) - "Monday"(唯一の疾走ビート。クールに格好良いインスト・トラック)