今日聴いたもの

Emergency / Pit Er Pat
04年。シカゴのバンド。温かみのあるエレピやファズがかったベース、変拍子ドラムなど所々カンタベリーを思わせるアンサンブルにポスト・ロックのフィルターを掛けたような音像はなかなか魅力的。インディっぽいヘタウマ女性ヴォーカルがバックの音と微妙にミスマッチなのがちょっと残念。
"Nick Those Prawns And Burn Them"(ドタバタしたドラムが格好良いインスト)
"Too Many"(男女ツイン・ヴォーカル。ステレオラブっぽい)
The Golden Age / Bobby Conn
01年Thrill Jockeyでこれもシカゴ。ハード・ロックに60年代ポップス、さらにソウル/ファンクとかなり分裂気味な音楽性で、ファルセット交じりのヴォーカル・スタイルも相当怪しいけど、作曲センスがバツグン。かなり昔に買ってたものの、チープなレトロ・ジャケのせいで中途半端なリヴァイヴァル系インディ・ロックかと思って聞くのを躊躇ってたんだけど、これは聞いてよかった。とりあえず60'sサイケ・ポップ風の"The Golden Age"とエレクトロ・ファンク"No Revolution"の流れのありえないスムーズさにかなり感動。どんな曲であっても必ずフィーチャーされるトラッドなヴァイオリンも独特な味わいを醸し出してる。
"The Best Years Of Our Lives"(男女デュオ。ソフトロック・ボッサ)
"Winners"(メロウ・ソウルフルなインディ・ブラス・ロック)
"Golden Age"
"No Revolution"
"Whores"(木漏れ日フォーキー・ソウル)