今日聴いたもの

Kid In A Big World / John Howard
74年のアルバムにシングル曲やデモ当をプラスしたRPM盤。エルトン・ジョン系のピアノSSWとデヴィッド・ボウイが合体したような、時代性を確かに反映してるんだけど、他には余り見かけない個性の持ち主。同時代の英国モダン・ポップに通じる感覚もあるけど、その辺りのアーティストに比べるとメロディ・センスが抜きんでてる感じで、面白くてイイ曲多数。
"Maybe Someday In Miami"(ボードビル調アレンジのひねくれポップス)
"Gone Away"(エルトン+ボウイなこの人のメイン路線の曲)
"Spellbound"(シャッフル・ビートのソフト・ロック
"Guess Who's Coming To Dinner"(変なSEが絡むサビが素晴らしいドラマティック・ポップ)
"Third Man"(ボーナス収録のシングル曲。ジャジーなアップ・ナンバー)
1971 Summer / 乱魔堂
全日本フォークジャンボリーの実況盤。スタジオ盤とはちょっと雰囲気の違うブルース/ハード・ロック色の強い骨太なニューロック演奏なんだけど、これがカッコイイ。ひたすらラウドなギターが最高。日本のニューロック系は苦手だったけど、ライブ盤は良いのかも知れない。
"何の為に"(スタジオ盤にも収録されてたハード・サイケな曲)
"可笑しな世界"(ブルージー&フリーキーな間奏部分がイイ)
"クツは白い"(ハードにドライヴするロックンロール)