今日聴いたもの

フルーchuタルト / 小倉優子
04年。80年代アイドル歌謡っぽい陽性ポップ・チューンを新田恵利やさとう珠緒といいた人たちを思い出す舌足らずな音痴ヴォーカルで聞かせる。曲によってはこのヴォーカルが絶妙にハマっててイイ感じ。作家陣がほとんど知らない人ばかりだけど、中には東京バナナボーイズなんていう名前も。
"だいじょうぶ・・・"(キューティーユーロビート
"うきうきリンゴだブー"(60年代ガール・ポップ風。ヴァネッサ・パラディみたい)
"恋のシュビドゥバ"(ロックンロールなアッパー・チューン)
"まっしろ"(ヴォーカルの魅力を上手く引き出してる。MagunumBOWLって何者?)
タイムミシン / さいとうみわこ
89年。86・87年のインディーズ音源をコンパイルしたアルバム。赤城忠治や沖山優司といった人たちの手になる、凝ったアレンジやメロディのポップ・チューンの数々は、直接メンバーは絡んでなくても、やっぱりムーンライダーズ系という感じ。上記小倉優子盤と通じる部分が多々ある音楽性なんだけど、同じキュートな歌声といっても断然プロっぽくて安心して聞ける歌だなあと思う。
"サヨナラの景色"(60年代っぽいソフト・ポップス)
"ハイヒール"(めちゃくちゃキュートなガーリー・ポップ傑作)
"KISS!"(室内楽風アコースティック・ポップ。イイ曲)
"恋人はいつでも"(シティ・ポップアイドル歌謡風)
"恋のダイヤル 6700"(ダンサブルなエレポップ・アレンジ)
Tango Palace / Dr.John
79年A&M/ホライズン盤。1曲目のストレートなファンクに驚かされる。ニューオーリンズなテイストやエキゾティックでひねくれた曲作りのセンスは相変わらずだけど、さすがに洗練された音作りで、泥臭いダミ声と相まって時々ハース・マルティネスを思わせる瞬間も。
"Disco-Therapy"(オリエンタルなファンキーAOR
"Renegade"(エキゾティック)
"Something You Got"(ハッピーなソウル・ナンバー)
"Tango Palace"(メロウなタンゴAOR