今日聴いたもの

To Each... / A Certain Ratio
81年1st。Soul Jazz傘下のUniverasal Sound再発盤。ドラムとベースのギクシャクしたファンキー・リズムにネオサイケなノイジー・ギターが被さるポストパンク・ファンク。やはりトランペットの音色が特徴的。どちらかというとヴォーカルがない曲の方が聞きやすい。
"Felch"(このバンドの良さが集約されてる名曲)
"The Fox"(Soul Jazz編集盤にも収録されてた陰気なラテン・ファンク)
"Winter Hill"(12分以上の長尺曲。90年代初頭のマンチェスターっぽい)
Gigolo / Fatback
81年。シンセの使用が目立つけど、まだ完全に80年代の音にシフトはしてない感じのアッパー・ファンク盤で、とりあえずゴリゴリしたベースに耳が行ってしまう。お約束のスロー曲も含め全体的にまずまずの1枚。"Na Na,Hey Hey,Kiss Her Goodbye"のエレクトロ・カヴァーが最高。コーラスがキャッチーなストレート・ファンク"Rub Down"も良かった。
With Love / Fatback
83年。マシン・ビートとウニョウニョしたシンセの音が気持ち良い、エレクトロでアーバンなファンク盤。今一番好きな音なんで全曲最高。
"He's A Freak,Undercover"(まさにエレクトロ&アーバン。女性Vo)
"I Found Lovin'"(オリエンタルなメロウ・ファンク)
"I Wanna Be Your Lover"(ヴォコーダー・ファンク)
"Please Stay"(語りモノ。ブルージーなイントロから一転、ひたすらメローに展開)
The Hearts / 山下久美子
00年。セルフ・カヴァー・アルバム。"So Young"〜"こっちをお向きよソフィア"〜"バスルームから愛をこめて"と続く冒頭3曲にときめく。やっぱり「And Sophia's Back」あたりまでの楽曲はどれも素晴らしい。こういう音楽をやる人がまた現れないかなあ。ベスト・トラックはディスコ歌謡風に生まれ変わった"こっちをお向きよソフィア"。布袋時代の楽曲ではアーシーなロック・アレンジの"Lilith"が印象に残った。氷室京介のヴォーカルが聞こえてきそうなメロディ。