今日聴いたもの

Aereo-Plain / John Hartford
71年。ドラムレスのバンド編成で洒脱なC&W、ブルーグラスを聞かせるアルバムで、曲によっては同時代のSSWっぽい。この前聴いた「ひとり」アルバムも悪くなかったけど、陽気な曲から哀愁ナンバーまで、イイ曲とイイ演奏が次々に飛び出すこのアルバムは最高に素晴らしい。特にRandy Scruggsの存在感のあるベース・プレイにシビれる。
12 Degree Of Freedom / Chicago Underground Duo
98年。ミニマルなフリージャズをベースに新主流派やスピリチュアルを行き来する、20世紀終わりの音楽とは思えない懐かしい音。そんな楽曲群に挟まれたアンビエント・チューン"Lemon Grass"が凄く新鮮。
南正人ファースト・アルバム / 南正人
これもアマゾンで安かったCD。キャラメル・ママがプロデュース、バッキングを手掛けた、ブルース、スワンプ、ラグタイム等がない交ぜになった、土臭いんだけど洗練されたロック・アルバム。ファンキーな曲でのうねるグルーヴ感はさすがに格好良いけど、ザ・バンドっぽい曲はちょっと苦手かな。ダウナーなムードの"いやな長雨"とポップなファンキー・ロック"愛の吹きだまり"が良い。73年。