今日聴いたもの

Lady Miss Warp / 野宮真貴
02年。これは予想外に良かった。野宮真貴のヴォーカルがメチャクチャ新鮮に聞こえる。末期ピチカート・ファイヴのマンネリ感は決してヴォーカルのせいではなかったと思い知らされる(特に野本かりあのアルバムと聞き比べてみると)、高水準のポップス・アルバム。
"Never On Sunday"(草野正宗。60'sソフトロック/ガールポップっぽいイイ曲)
"Paraiso"(倉光延行。アップテンポなスパニッシュ歌謡)
"YOU ARE MY STAR"(和田唱。グラマラスなハードロック・ナンバー)
Music Is My Sanctuary / Gary Bartz
77年。ミゼル兄弟制作のイージー・リスニング・ディスコ・フュージョン。スカイハイなブラジリアン・フュージョンからドゥー・ワップ風までバラエティに富んでて楽しいアルバムだけど、1曲目のタイトル曲がどうしても突出している。一聴、心奪われてしまう、グルーヴィーとしか言いようのないファンク・ソウル傑作。サックス・ソロが入る瞬間がたまらなくカッコイイ。
夜を盗む男たち / 太田幸雄とハミングバーズ
アマゾンで突然半額になってたんで買ってみた。ほとんどの楽曲を太田幸雄か東海林修が手掛けたイージリスニング・コーラス盤で昭和40年代の雰囲気満点。24曲も収録されてて、ゆるい退屈な曲も多いんだけどイイ曲はメチャクチャ良い。
"オープニング"(エキゾティック)
"スティーヴ・マックイーンみたいな奴"(R&Bリズムのゴーゴー・スキャット
"恋の四月恋の九月"(洒脱なセルメン歌謡。イイ曲)
"バルバラ"(ホーンアレンジにお茶の間感が漂うソフトロック歌謡)
"小さなハワイ娘"(ほのかなユーモア感覚が楽しいボッサ歌謡)
"ヴィラ88"(ソフト・ロックでドライヴィンなスキャット・チューン)