今日聴いたもの

未完成 / Bloodthirthty Butchers
99年。音圧の高いアンサンブルが気持ち良い3ピース・ロックバンド。ぶっきらぼうで繊細な声と歌詞の雰囲気などちょっとサイケ期以降の大江慎也を思い出した。前から聴いてみたかったバンドだったんだけど楽曲は割と普通のギター・バンドっぽくて自分には今一つかな。10分以上のラスト曲「△」の演奏はトリッピーでブッ飛んでる。
宇宙のママ / 小谷美紗子
00年。序盤の曲は随分ロックバンドっぽいバックで、唱法も心なしかカントリーがかったコブシを利かせていて、なんだかカレッジ・ロック仕様。前作「うたき」で聞けた独特の繊細な味わいが薄れてしまったように感じる。アコースティックな楽曲が並ぶ後半も、盛り上がり過ぎるサビの展開にちょっと閉口してしまうことがしばしば。いつのまにかこの人の音楽と波長が合わなくなってしまったのかな。
"四季"
"カラカラのブルース"(昔のフォークっぽい字余り感がイイ)
Still Standing / Goodie Mob
98年2nd。時々変化球を織り交ぜつも基本は引きずるようなリズムのダウンテンポなヒップホップが中心。なんだけど、アンダーグランドな雰囲気ではなく歌唱パートも多くアレンジも多彩で、結構カラフルな印象。Cee-loの特異な声はやはり目立つなあ。
"Black Ice"(Outkastが参加。漂う哀愁)
"Fly Away"(レニクラっぽい)
"Just About Over"(ハード・ロック・ソウル)
"Still Standing"